top of page

経営・リーダーシップVer06. 「日本企業が出資する ASEAN の大規模鋳造工場での PMO ケース」 ― HQ と現地の意思決定ギャップをどう埋めたか ―
本記事では、インドネシアで発生した「HQ が不可能と判断した修理案件」を、筆者がPMOとして成功に導いた事例を紹介します。顧客は冷却ドラムの修理・補強を強く希望していた一方、HQ は「設計容量を超えており修理は不可能、新規設備を購入すべき」と回答。現地代理店と顧客は板挟みとなり、信頼喪失の危機にありました。筆者は状況打開のため欧州HQへ直接赴き、10年以上稼働実績のある補強ソリューションを専門家から引き出すことに成功。帰国後、顧客と代理店へ概念を説明し、正式にPMOとして任命され、見積・設計・部材調達・物流・現地工事・最終検収まで全工程を統括しました。物流遅延やラマダン期間という制約を乗り越え、プロジェクトは無事完了。PMOが技術・文化・組織の壁をつなぐ重要な役割であることを示す象徴的な事例となりました。

Shigenori Tanaka
3月28日読了時間: 4分
bottom of page